お灸はモグサを火で燃やします。ですのでもちろん煙が出ますし、臭いもします。
透熱灸に使うモグサは高級で、煙の匂いの他に精油が燃える匂いもあり、比較的気にならない匂いなのですが、台座灸に使われるモグサは比較的低級のものを使うため、煙も多く臭いもタバコとまでは言いませんが、まぁ気になるものです。
ですので長期間お灸した部屋には臭いが付いてしまう場合があります。
そんな臭いがどうしてもダメな方には、モグサを燃やしたときの煙がほとんど、あるいは全く出ない台座灸もあるのです。
原理は、炭化させたモグサを使用する…ということ。
各社から多種類の無煙台座灸が発売されています。
子供がいて煙を出したくない方や、臭いが部屋に付きたくない方にはお勧めです。