「ツボ」の見つけ方

骨度法
骨度法
経絡とツボ(経穴)をよく、線路と駅に例えます。ツボが駅。その駅を繋ぐ線路が経絡とイメージしてください。

ツボは、骨の際や関節の曲がり角、太い筋繊維と筋繊維の間などによく位置します。
「○○から△△に向けて3寸」などと書物にはよくツボの位置を記しています。
この"3寸"はおよそ9cmですが、わざわざ物差しで測ったりしません。"骨度法"を用います。上の図のように、ある人の手の親指の幅をその人の"1寸”とするとか、手の人差し指から小指までの4本を揃えたその幅をその人の"3寸"とするなどです。

ただその位置はあくまでも目安で、実際は人により若干違いますし、厳密に言えば日によって動くのです。
なので、記されている辺りを指で探り、凹んでいたり圧してツーンと響いたりする場所。そこを、その人のその日の"ツボ"としてください。